調査で必要なモノ 1. 調査用具 日本から持っていった方が良いと思うもの スティール・メジャー,コンベックス,ノギス,剪定鋏,ナンバーテープ 以上のものは単位がメートル法に準じていない場合が多い.剪定鋏は探せばありそうだが,入手できない場合が高そう.ナンバーテープは流石に見たことがない.意外だが,ナンバー・タグ固定用のステンレスの釘が見つからなかったことがある.毎木調査時には,日本で買っておいたほうが良いかも知れない. ハワイ(ハワイ島ヒロ付近)でも買えるもの 上記以外のものはヒロ界隈で入手できる.モノによっては向こうのものの方が良かったりする(特にアウトドア・グッズ). 2. 衣服など日用品 大概のものはその辺で購入できる.衣服ではないが,つめ切りと耳かきもあれば便利.特に長期間の滞在の時に有り難みを痛感する. ハワイ島火山公園(ボルケーノ)周辺は,常夏のハワイというイメージから外れ,朝晩は少し寒い.フリースなどの防寒具は必要.また,雨が非常に多いところなので,傘や雨合羽などの雨具は必須. 電気は110V・60HZ使用.コンセントが日本のものとほぼ同じ形状.3穴であるが,アダプターは必要ない. 3. 医療薬 私が普段の長期調査時に持っていくもの. 正露丸(下痢止め)・強力わかもと(胃腸薬)・葛根湯(風邪薬)・マキロン(消毒薬)・絆創膏. 医療体制もしっかりしているし,薬の品ぞろえも日本とそう変わらない. お金 為替相場をチェックして,適当なところで折り合いをつけ,日本であらかじめ換金しておくか,出発前に空港で換金,もしくは現地で換金するかを決めればよい.小額の紙幣を準備していくと結構便利.ハワイ島ではヒロ市内などにある大きな銀行に行かないと,現地での日本円の換金は厳しい. 航空機搭乗関係 1. 荷物 飛行機に預ける荷物の重量はエコノミークラスで20kgまで無料. しかし,ほとんどの場合25kgまでは無料になる. それ以上になると1kgにつき3000円程度追加徴収される. 荷物の内容にもよるが,重いものを機内持ち込みにした方がよい場合もある(ナイフなどはだめ).ハワイ便でもアメリカに向かう飛行機は総て,機内に持ち込む荷物はもちろん,預ける荷物もかなり厳重に調べられる.そのためにも時間の余裕は必要.アメリカ便で預ける荷物に鍵を掛けてはいけない.スーツケースに鍵を掛ける場合は, TSAロックの対応が必要. 2. 機内 意外に飛行機の中は寒くなることがある.長袖か,なにか羽織れるものがあればベター. さらに機内は乾燥もしている.高度の関係で少量でお酒が利きやすくなる.サービスとはいえ,浮かれて勧められるがままたくさん飲むと後で苦労する(特に窓側). 3. 航空会社(航空会社コード) 4. 空港(空港コード) 行きの手順 日本出発 関西国際空港へは,大津界隈からだと電車による移動に2時間をみたほうが良い.バスなどは渋滞を考慮し,もう少し余裕が欲しい.京都方面からはJR西日本の「はるか」が便利. 1. 関西国際空港着 さっさとチェックインを済まそう.アメリカ便は荷物検査を厳しくチェックするので,思わぬ時間を費やすことになる. 2. 日本での出国審査 パスポートが必要.時期と時間によっては混雑することもあるので,時間に余裕を見たほうが良い.また,日本人と外国人のゲートは別なので注意. ハワイ到着 3. ホノルル国際空港着 飛行機から降りる際にパスポートの提示を地上係員から求められる. ここで国内線に乗り継ぐ.預けた荷物は入国審査のあと,ハワイ諸島内便に乗り継ぐ場合でも一度出てくるので注意.係員にその旨を言って,もう一度荷物を預け直す必要がある. 4. Immigration(入国審査) パスポートと,機内等で配られる入国/出国カードが必要.出入国記録カードは,前もって書いておくと楽.書き方はこちらを参照.入国/出国カードのうち,出国カードはホチキスでがっちりとパスポートに挟んでくれる.これは出国時必要.アメリカ入国の際には,入国審査場にあるカメラで顔写真の撮影と両手の人さし指のスキャンがある.非常に混雑するので,気長に待とう(乗り継ぎ便が迫っていない場合). 関税通告書を係員に渡して,入管関係はおしまい.書き方例はこちら. 5. ハワイ諸島国内線 国際線ターミナルを出て,ハワイ諸島国内線(インター・アイランド・ターミナル)に向かう.さらにゲート内に再び入るときも,厳重な荷物検査が待ち受けている.機内持ち込みの荷物にノートパソコンが入っている場合,それぞれ別に検査するので,機内持ち込みの荷物から出しておくこと.履いている靴と,場合によってはズボンのベルトをセキュリティ検査の器械に通す. ボーディングの際にもパスポートの提示が必要.場合によっては荷物検査や金属探知器によるボディーチェックがある. 註:全部指定席になった(2008年の調査で乗ったハワイアン航空で確認). ハワイ島に向かう飛行機は,左側に座るとマウイ島などの眺めを楽しめる(ハワイ島からの帰りは右側).右側だとマウナケア・マウナロアなどの眺めが楽しめる(帰りは左側).眺めは素晴らしいので,お勧め. 6. ハワイ島ヒロ着 荷物を受け取る.ヒロ国際空港のカートは有料なので注意. ハワイ島のバス・タクシーなどは皆無に等しい状況なので,島内の移動にはレンタカーなどが必要.日本からあらかじめ予約しておいたほうが無難.現金で支払う場合でも,身元(支払い)の確認のためにクレジットカードが必要.アメリカは左ハンドル右通行である.日本とは逆なので充分な注意が必要.ウインカーとワイパーの位置も逆なので,これまた注意. 帰りの手順 1. ヒロ国際空港 早急にチェックインをしよう.チェックインに案外時間がかかる.荷物検査がこれでもかとあるので,できるだけ早めのチェックインを勧める.ゲート内に入るときにも厳重な荷物検査がある.アメリカ便で預ける荷物に鍵を掛けてはいけない.スーツケースに鍵を掛ける場合は, TSAロックの対応が必要. 2. ホノルル国際空港 ここで日本行きのチェックインを行なう.カウンターで出国カードが回収される.出国審査というものはなく,出国審査の印も押されない.再び荷物検査へ.これも時間がかかる. 日本到着 検疫所 ここは難なく通過. 日本の入国審査 パスポートが必要.日本人と外国人のゲートは別なので注意. Laggage Claim 預けていた荷物がターンテーブルで出てくるので,自分の荷物を見つけ,それを持って税関に行く.税関では課税品・禁輸品を持ち込んでいないかの質問がある.機内で配られる「携帯品・別送品申告書」に必要事項を記入し,提出する. 財務省税関の「入国(帰国)時における「携帯品・別送品申告書」の提出について」のペイジ.ここに詳細や書式がある. http://www.customs.go.jp/kaigairyoko/shinkokusho.htm 電話 日本への国際電話 001+81+0 を取った市外局番+市内局番(国際電話+国番号+市外局番+市内局番). 例えば(0XX-YYY-ZZZZ)にかける場合だと, 00-81-XX-YYY-ZZZZ となる. ハワイへの国際電話 010+1+808+7桁の相手の電話番号 ハワイ島内で電話をかける場合は公衆電話だと時間無制限で1通話35セント,自宅などの備え付けの電話では無料.ハワイ島からホノルルにかける場合は,州番号の808を頭につけてかける必要がある. リンク 外務省による海外危険情報. ホノルルの日本総領事館のペイジ. ハワイ州政府の公式サイト. 在日米国大使館のウェブサイト.ビザや領事サービスなどの情報など ハワイ観光局のオフィシャル・サイト. |