Top に戻る最近の生活もっと以前の様子

2023年度の生活

二巡目の八ヶ岳演習林勤務から五年三ヶ月が過ぎました.新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したこともあり,かなりコロナ前の様子にもどりつつあった一年でした.講義も実習は,ほぼコロナ前に近づいた感があります.実は毎木だった春,今年も実習な夏,アレとアレのアレの秋,今更の大雪の冬,とこんな感じでしょうか.

2024-04-03

04月05月06月07月08月09月10月11月12月01月02月03月

4月10日(月曜日)
2023年度になった.
昨年度の残務を片付けつつ,新年度の諸作業を進めている.講義関係は,基本的には対面に戻るので,それに合わせた準備と心積もりをしなくてはいけない.

一緒に歌う時を待ってる.
4月25日(火曜日)
新年度になり,講義と実習が始まった.
先週の月曜は,総合科目・森林の講義でつくばだった.これまでオンデマンドのオンラインだったこの講義は,今回から4年ぶりに対面に戻った.久々なので,色々と忘れているかと思ったが,予定通りのペースで終えることができて安堵した.
続いて先週の木曜日は,生物資源生産科学実習の一回目の担当があり,再びつくばだった.こちらは昨年と同様に対面であったが,体温チェックなどもなく,かなり緩和されてきた.当日は夏かと思うような気温で,天気は良いのは嬉しいが,少々暑かった.
5月12日(金曜日)
今日は南牧村の植樹祭に参加してきた.コロナ禍で実に4年ぶりの開催となった.その様は,MSCのお知らせで紹介されている.
5月25日(木曜日)
先週の木曜日は,生物資源生産科学実習の二回目の担当があり,つくばだった.4月の一回目の時は「少々」暑かったが,今回は「かなり」暑かった.つくばのアメダス地点のデータによると,当日の最高気温が33.2℃で,5月にして真夏日だった.それでも湿度が思ったほどなかったので助かった.
5月31日(水曜日)
今週の月曜日は,生態学の講義でつくばだった.この講義も4年ぶりに対面に戻り,ちゃんとできるか心配していた.ペース配分なども上手にできてよかった.講義内容の一部で,自分が現在進めていることへの頭の整理もできて,なお良かった.

今日は年に一度の演習林事業計画会議をオンラインで行なった.建設的な議論ができ,よかった.
6月30日(金曜日)
長野県川上村と南牧村での研究がそれぞれ形になった.
  1. 井波明宏・設樂拓人・川田清和・清野達之・上條隆志 (2023) 長野県南佐久郡川上村におけるアオキランの新産地報告.長野県植物研究会誌, 56, 93-94.
    こちらは,昨年の植生学会のエクスカーション時に見つかったアオキランの新産地報告である.

  2. Seino, T. & Inami, A. (2023) Growth analysis of planted Picea maximowiczii (Pinaceae). Chubu Forestry Research, 71, 65-68. (in press)
    こちらは,昨年の中部森林学会で講演した内容で,植栽されたヒメバラモミの成長解析を行なった内容である.
今年度の日本生態学会中部地区会を,9月26日に八ヶ岳演習林で実施することになった.詳細は追ってお知らせします.ぜひ,ご参加ください.
7月11日(火曜日)
先週の水曜と木曜は,森林育成学の講義でつくばだった.昨年度から対面での講義形式にしていた.二日間の集中講義なので,昨年の轍を踏まぬようにペース配分をより意識した.おかげで無事に終了することができた.

これで春学期の講義担当は無事に終了した.これからは本格的な実習シーズンになる.
7月26日(水曜日)
今年も今年度前半の山場を迎えつつある.
8月28日(月曜日)
今月の8-10日と先週一杯は,今年も極めて重要な教務仕事のため,つくばだった.今年度前半部の最初の山場を無事に乗り越えることができて,まずは一安心したところ.関係者の皆さん,ありがとうございました.例によって今年も気分的には9月が終わり,もうすぐ秋学期と錯覚しそうだが,まだ8月も夏も,担当の実習も生態学会の中部地区会も終わっていない.

今日から森林総合実習が八ヶ岳演習林で始まった.
9月4日(月曜日)
先週は,八ヶ岳演習林で森林総合実習があった.4年ぶりにフル・メニューでの実施となった.天気も良くてなによりだった.
  • 山岳科学センターの「お知らせ」での紹介(リンク).

    今日から週末まで,八ヶ岳演習林で森林生物学実習が行われる.
    9月11日(月曜日)
    先週は,八ヶ岳演習林で森林生物学実習があった.八ヶ岳演習林とその周辺の冷温帯と亜高山帯の森林植生と樹木を観る内容で実施した.台風13号の影響があることを危惧したが,天気がよくてなによりだった.
  • 山岳科学センターの「お知らせ」での紹介(リンク).

    明日明後日は,山岳科学学位プログラムのフィールド実習Aのアテンドで,川上演習林をご案内する予定である.
    9月15日(金曜日)
    12-13日は,山岳科学学位プログラムのフィールド実習Aのアテンドがあった.こちらも天気に恵まれてよかった.
  • 山岳科学センターの「お知らせ」での紹介(リンク).

    アレ.
    9月29日(金曜日)
    26日は,日本生態学会中部地区会を八ヶ岳演習林を会場として実施した.アットホームな感じで良かったかと思う.面白い発表を聞けてよかった.おかげさまで無事に終了した.関係者の皆さま,ありがとうございました.
  • 山岳科学センターの「お知らせ」での紹介(リンク).

    昨日は新型コロナウイルスワクチンの5回目の接種を行なった.昨年の10月に4回の接種を行なっている.今回は,接種した腕の疼痛と軽い頭痛,副反応か不明だが若干の眠気というというところ.本調子に戻るのが来週明けか.
    10月16日(月曜日)
    秋学期が始まり,今年度も後半戦に突入した.
    先週の木曜日は,栃木県立栃木女子高等学校での出前講義をオンラインで行なった.学類の「生態学」の講義で,自分が担当している「植物群落の更新動態のメカニズム」の内容を再構成して,「森林の更新動態のメカニズム」として行なった.オンラインとはいえ,実は静かに緊張した.無事に終わったようで,一安心.
    11月10日(金曜日)
    今週の火曜日は業務でつくばだった.2ヶ月半ちょっとぶりのつくばだった.

    アレのアレ.
    11月27日(月曜日)
    16日と24日は,学類の生物資源生産科学実習の担当でつくばだった.春の実習で植菌したキノコの収穫と,いわゆる林業における収穫調査がメインの内容であった.春と同様に,今回も二班に分けての実施だった.二回とも好天に恵まれ,無事に終了して何よりだった.
    12月20日(水曜日)
    7日は農林生物学実験の担当があり,つくばだった.今回も好天に恵まれ,無事に終了することができた.
    16-17日は第9回山岳学術集会に参加するため,つくばだった.色々と面白い話を聞けてよかった.
    2024年1月10日(水曜日)
    2024年になったが,今年度は残り3ヶ月を切ったところ.年度で締める仕事と,次の年度から始まる仕事の準備が並走している.
    教務関係も大詰めを迎えつつある.
    1月29日(月曜日)
    教務関係の諸々が無事に終わり,安堵している.皆さんのご尽力のおかげで順調に進んだ.ちょっとしたアレコレはあったが,無事に終えることができた.今はホッとした気持ちと開放感,そして自己嫌悪的な微妙にネガティブな気持ちが入り混じったところ.徐々に諸々と戻していきたい.
    2月19日(月曜日)
    年度末の締め作業を粛々と行なっている.来年度からの講義と実習などの予定も諸々と決まりつつある.秋学期はせわしなくなりそうだ.
    2月29日(木曜日)
    引き続き,年度末の締め作業を粛々と行なっている.並行して,来年度に始めようとしていることの準備も行なっている.
    先週は今冬はもう終了かと思うような暖気になったと思えば,そんなことはないと言わんばかりの冬景色に戻った.今週になってもで,むしろ今までで一番冬らしい.
    今年は閏年で,2月に29日がある.それが今日だ.
    3月12日(火曜日)
    7日に山岳科学センターの年次報告会がオンラインで開催された.無事に終了した.
    8日から11日までは日本森林学会であった.今回もオンラインからの参加となった.
    3月22日(金曜日)
    16-21日は,生態学会にオンラインで参加していた.興味深い発表を色々と伺えて良かった.

    Yoshikawa, T., Totsu, K., Takeuchi, Y., Kadoya, T., Enoki, T., Fujii, S., Fukamachi, A.S., Hirota, M., Hoshizaki, K., Iiyama, N., Ishikawa, Y., Itō, H., Kobayashi, H., Kohyama, T.S., Konno, Y., Makita, A., Mori, A.S., Nagamatsu, D., Nakashizuka, T., Namikawa, K., Noguchi, M., Sakimoto, M., Ozaki, Y., Seino, T., Sugita, H., Suzuki, J., Suzuki, R.O., Suzuki, S.N., Takahashi, K., Tateno, R., Watanabe, R., Yamashita, T., Yoshida, T., Ishihara, M.I., Kenta, T., Nakamura, M. & Hiura, T. (2024) Forest monitoring data of 45 plots across the Japanese archipelago during 1980–2021. Ecological Research, doi: 10.1111/1440-1703.12457
    が,early view で公開された.

    今日が来年度のシラバス編集の締切日だった.担当する講義や実習の基本的な内容などは,ほぼ今年度と同様である.日程もほぼ本決まりになった.

  • Top に戻る最近の生活もっと以前の様子